● はじめに
2012年4月に誕生した「なんじょう地域デザインセンター」(ニックネームはナンセンです)は南城市と協働で設立され 市民により運営されている任意団体です。地域の主人公は地域に住む一人ひとりの市民だという前提で、自分たちのまちを自分たちでつくっていけたらいいと考えています。
でも、何かを始めようとするとき、一人ではなかなか実行に移すのが難しいということがよくあります。 そういうときにナンセンが市民のみなさんが前に進みやすいように背中を少しだけ押すお手伝いを引き受けます。例えば、行動を起こしたい人たちに対して、人と人とをつなげるネットワークづくりという切り口からサポートをしていきます。そいうすることでみなさんが主体的に動けるように、そして南城市がさらに活き活きしたまちになるように活動を支援していきます。
● ナンセンの役割
1)協働の場の創出
多くの市民が影響を受けるような課題については、市民と行政が協力して取り組んでいかなければなりません。しかし、立場の違いや話し合いの進め方が原因で、市民と行政または市民同士の間で話がうまくまとまらない場合があります。ナンセンはそのようなことが起きないように話し合いをスムーズにする方法を考えていきます。
2)なんじょう市民大学との連携による地域の人材の活用
南城市が運営するなんじょう市民大学で地域のリーダーとして教育を受けた市民大学生が、主体的に市民を巻き込みながら活躍できる場をつくります。
3)市民主導のプロジェクト支援
地域と深く関わる市民活動や公共性の高い市民活動を支援します。
4)総合計画見直し、自治基本条例策定の市民の意見を抽出
市民が主人公として活躍できる環境をつくりだす上で必要とされるものごとをまとめ、市の計画へ反映されるように提言していきます。
● 活動について
地域づくりの担い手は市民や企業そして市役所のみなさんだと考えています。ナンセンは市民、企業、行政の真ん中に立ち、中立な立場からみんなといっしょに南城市の明日を作っていきます。
現在、なんじょう市民大学のみなさんと市民プロジェクトを形にできないか話し合っています。市民活動のリーダーを育成する市民大学といっしょになって、南城市の課題解決の動きや、ワクワクする仕掛けをつくっています。
● 場所
南城市役所玉城庁舎前に事務所を構えています。小さな事務所ですが、気軽にお茶でも飲みに来てください。